ボディビルの楽しみ~年間260日のジム通い
本当に私などが取材されてもいいんでしょうか?私は男やもめの一人暮らしで現在68歳です。以前は自宅で
鍼灸治療をやっていましたが、16年前にリタイアしました。実はその時に母が83歳で亡くなりまして、2人で切り盛りしていたのですが、正直しんどくなったのです。それ以来若いときから続けていたボディビルに一層打ち込むようになりました。私は結構いろいろな趣味がありますが、何と言っても体を鍛えることがもう生活習慣のようになっています。
現在は表参道の
ゴールドジムに通っています。以前は
年間306日~つまり
週6回程度のペースで鍛えていましたが、今は
年間260日(週5日)くらいに減らしました。トレーナーから、あまり根を詰めすぎないようにとアドバイスされたのです。ジムでのメニューはマシンを使用しての筋トレですが、1時間休まない事を心がけています。マシンは11~12種類程度、ベンチプレスは以前
体重70キロだった時代は130キロまで上げたこともあります。が、今はあまりやっていません。現在は体重が66キロ程度です。昔スクワットで(ベルトなし)135キロまでは上げたこともあります。
筋トレを1時間休まず続けるというトレーニング方法は、
極真空手の大山倍達さんを参考にしています。あの方が、
「1時間戦い続ける体力」と、言っていたのを参考にしたわけです(笑)。これはなかなかきついですよ。もちろんジムでのトレーニング以外に朝は30分程度のストレッチ、あとは毎日最低1時間以上の歩行も欠かしません。55歳くらいの時だったとおもいます、
(東京の)山の手線一周~36キロくらいの早歩きに参加した後、30分程度仮眠を取って、ジムで100キロベンチプレスなんて事もやりました。
皆さんは、ボディビルというとどうしても筋肉モリモリの人(例えば
シュワルツェネッガーさんのような)が、オイルを体に塗ってポーズをとっているイメージが強いと思います。いかに筋肉を作り、それをいかに美しく見せるか。もちろんそうなのですが、あれはあくまで
競技のボディビルの場合で、それがすべてではありません。純粋に筋力アップや健康のためにトレーニングをやっている人も大勢います。競技のボディビルは積極的には勧めはしません。健康のためといっても、なかなか続けるのは大変です。仮にボディビルに30人を勧誘してもどんどんやめていき、何ヶ月かすると、最後の一人も止める、そんな世界です。なんといっても、動きが単調なんですね。そして筋肉も思ったようには発達しない。継続するうちに筋肉は発達するのですが、そこまで到達しないで、普通はある程度の体型が出来ると止めちゃうんです。
ご存じない人も多いと思うので、競技としてのボディビルの説明をします。そもそも競技のボディビルは、フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングと同様、
「審査競技」ですから(規定とフリーがありますが)
ポージングによって審査員が採点するわけです。ですから、はっきり言えば審査員の好みなども影響します。審査員がどこまで勉強しているかが問題です。基本は選手がポーズをとって
①筋肉の大きさ(バルク)、②筋肉ムキムキ度(カット)、③均整・体全体のバランスなどを見ます。このポージングは
「いかに綺麗に見せるか」を主眼としているわけですから、実は
バレエからポーズの研究がされているという面もあるんです。バレリーナから動きなどを取り入れて、いかに美しく見せるかを研究するのです。あとは一般的にはパッと見た場合は筋肉量が多いよりは
ディフィニションといいますが、筋肉のカットがある方が目立つので点数が伸びるという事はあります。
それから、柔道や空手などでは、段を取ったら終わりみたいなとこがありますよね。しかしボディビルは、トレーニングを止めればあっという間に筋肉は落ちてしまいます。ですから、いつまでも目標があって希望があるのです。体を作っていこうという目標ですね。競技ではなく体力作りでやっている限りは、ですが。ですから、ただ続けていくことです、何十年でもね。
宮沢賢治が言っていますが
「未完成、これ完成なり」と。これが最高ですね。

▲ベンチプレス用ベルト
これは母が言ったことですが、
「人は年を取ってから健康であることが1番の幸せよ」という事を基本にしています。若い頃に健康であることは普通ですが、年を取ってから健康を維持する事は、やはり体を動かす心がけが必要だと思うわけです。
私は、ただ悩まずに楽しく人生を過ごしたいのです。私のまわりには、豪邸に住んでいながら奥さんに手を取られて芝生の上をよちよち歩いている人もいます。これでいいのだろうかと思います。幸いにして私は
これまで病院に行った事がありません(歯医者だけは別ですが)。風邪を引きそうになったこともありますが、それほど大したことではないので薬などは飲んだことはありません。自分で月に1回ペーパーの尿検査をやったりはします。あとはこれは専門ですが、自分でたまに前立腺に針を打ったりはします(笑)。
最後は健康ですよ、これしかないでしょう。
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