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ビッグバンド‘ローグス’~ジャズとラテン音楽&コーラスに魅せられて - 趣味遊遊

市浦靖さん(いちうら やすし)プロフィール
1945年(昭和20年)東京都目黒区生まれ。早稲田大学卒業後2年程、車の販売会社などを経て、産業用機械・住宅建材等の専門商社「ガデリウス株式会社」に入社。以後リタイアまで30数年間、同社で営業畑を中心に活躍。
2006年3月退社後は中学校でのブラスバンド部で手を染めたトロンボーンを片手に、サラリーマン時代から長年たずさわって来た社会人アマチュア・ビッグ・バンドである「The Big Band of Rogues(ローグス)」のLIVE活動、アメリカのジャズ・コーラス・グループである「The Four Freshmen」のファンクラブ、「Four Freshmen Society(FFS)」の活動などで、本人曰く「退職後も毎日忙しくてしょうがない!」・・・  (「ローグス」のホームページ)

社会人アマチュアビッグバンド~ローグスとは?


私が長年勤めた会社を定年でリタイアしたのは一昨年2006年です。30数年間サラリーマンとして一途に勤め上げてきたのですが、その一方で現役時代も一貫してずっとアマチュアジャズバンドである「ローグス」というビッグバンドに所属してライブ活動を続けてきました。プロじゃないですよ、本当にアマチュアです。ローグスは30人くらい所属メンバーがいますが、退職した私ともう一人以外は全員他に仕事を持っています。ローグス、正式には「The Big Band of Rogues」が出来たのは1968年ですからもう40周年ですね。メンバーは20代から上は60代まで、結構年代は幅広いです。主に首都圏近郊の在住者が多いのですが、浜松から週一回の練習に通ってくる人もいます。

私と楽器の出会いは、中学のブラスバンドでトロンボーンを吹き出したのが最初です。ああ、そういえば母に言われて3歳からピアノのレッスンをしていた記憶はあります。これが本当に大っ嫌いでしたけどね(笑)。先生は知り合いのお医者さんでした。何でピアノを教えてたのかな?自宅に教えに来てくれていたのは覚えています。家庭教師の音楽版みたいなものですね。私は2人兄がいますが兄達も皆ピアノを習っていましたので。このピアノのレッスンは小学校4年生まで続きました。


ピアノのレッスンの一環ですが「聴音」といって、今でもやっているんですかね?先生が弾くピアノの音を当てる訓練を結構熱心にやった記憶があります。単音だけではなく和音、例えば「ド・ミ・ソ」とか「ド・ファ・ラ」とかから4音の不協和音まで色々ですが、これを必死に聞いて当てていました。この時の体験のおかげで、一応絶対音感は身についたようです。今でも音楽を聴いていて、どういうキーで演奏しているのかは分かりますよ。音楽に関しては友人の影響でしょうか、アンディ・ウイリアムス、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ペリー・コモ・・・・などを聴いていました。ピアノを弾かされるのは嫌いだけど音楽は好きだったですからね。あの頃はテレビ番組でぺリー・コモ・ショウ(米:1948~1963、日本での放映は59~61:日本テレビ)とかアンディ・ウィリアムス・ショウ(米:1962~1971、日本66~69:NHK)などを見ていた覚えがありますね。

その後は中学校でのブラスバンド部です。先生が「君は手が長いからトロンボーン」と言われて「??」と思いつつやり始めたのですが、以降現在まで約50年ですから、まあよしとしましょう。当時やっていた曲は誰でも知っている「クワイ河マーチ」とか「星条旗よ永遠なれ」などでした。当時のことで強烈に覚えているのは、高校生のときに聞いていたラジオ放送の「FEN」*ですね。当時からジャズをガンガンにかけていたので、言葉は何を喋っているのか余り分からなかったけどすっかりその音楽にのめりこんで、それからジャズを好きになっていったんです。

*FEN (Far East Network):1950年代の初め頃に極東放送などとも呼ばれていた駐留米軍により運営されていた放送局。現在はAFN (American Forces Network)と改名されているが、アメリカの音楽、MLBやNFLなどのスポーツ中継などの特徴はFEN時代から引き継がれている。


ちょっと話が飛びました。ローグスの話ですが、ジャズのビッグバンドって皆さん分かりますか?今現在はローグスのメンバーは23名位でしょうか。大体、週に一回練習で集まるのですが、もちろんほとんど皆仕事を抱えていますので、日によって来られる人・ダメな人はいます。というよりも、普通の‘バンド’や‘グループ’のようにいつも同じメンバーでライブや練習をやる事が出来ないバンドなのです。

これって不思議ですか?練習は毎週やるのが理想ですが、本番が続く季節(特に秋や冬)にはやらない週もあります。まあ練習は月に2回位が平均ですかね。東京の大森ベルポートという会場にローグスの(LIVE)フランチャイズ会場をもっていますのでそこに集合します。けれどもそれだけの多数のメンバーがいれば実は何年も姿を見ないメンバーもいますし、(プロを含め)助っ人もLIVEによって色々参加してくれたりするので、グループとして完全パーマネント(恒久的、固定的)形態ではないんです。

例えばローグスのピアノは現在3人です。元々レギュラーのピアニスト(女性)がいたのですが、学校の先生で、教育委員会に移動になり忙しくて練習に来にくくなってしまった。それでその穴を埋めるというか、補える人がいないかという事で探して助っ人で頼んだりしているうちに、結局今は3人になったんです。だから練習にピアノが1人の時もあるし3人のときもありますよ。曲によってというよりは、その場の都合や雰囲気で決めます。余裕の人数を確保するというか、もちろん僕らはたとえ姿を少々見なくても、なかなか来られない人もローグスのメンバーだと思っているんです。中国に転勤になり全く練習に来られなくなったメンバーもいますよ。曖昧なままにしてあるのですが、それがいいのかな。

結構、本番ライブのスケジュールはあちこちで沢山あるので、毎週(最近は土曜の午前集合が多い~夜だと集まりが悪くなる)練習の集合はかけますが、別に練習しなくても本番は何とかなります。本番前に通しリハーサルなしでも何とかなるのです、音あわせくらいはしますけど。ローグスのレパートリーは大体400~500曲くらいありますが、その中から(リーダーやお客さんが)その場でやる曲を決めるのが普通です・・・・これはローグスの特徴ですね(笑)



次回は台所事情も含め、ローグスの秘密をもう少し話そうと思います。


続きを読む⇒ジャズとラテン音楽~4ビートと8ビート

 
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