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432個の資格取得!脳トレや人間的成長にもつながる? - 趣味遊遊

中村一樹さん(なかむら いつき)プロフィール
昭和47年(1972)三重県四日市市生まれ。4歳より父の仕事の関係でアメリカ・シカゴに移り幼少時を過ごす。小学校6年の時、帰国。東京大学工学部・化学システム工学科卒業。フリーターでの勉強時代を経て、1997年に公務員試験を始め各種資格検定の指導・通信講座・関連ソフト開発の会社である(株)クイック教育システムズに入社。昨年2月、同社社長に就任。自身400以上の資格を持ち、「平成の資格王」の異名を持つ。現在社長業務の他に公務員試験予備校の塾長や拓殖大学でゼミを持ち、学生達を相手に奮闘している。

(「株式会社 クイック教育システムズ」)



「平成の資格王」~英検・宅建・行政書士からマナー検定・漢検・時刻表検定まで


実を言うと資格や検定に関して、何の試験に受かったかは正確には把握してないんですよ。今現在、432個ですがリストを作ってる訳じゃないので。本格的に資格取得を始めたのは、95年大学を卒業してからで、2000年には250個になりましたからその頃は大体年に50くらいのペースです。1日5つの資格試験を受験したり・・・。
でも100を超えてからあまり数に対するこだわりはなくなりましたね。資格といっても、範囲はとてつもなく広いですよ。お馴染みの英検1級・簿記1級・宅建・行政書士・社会保険労務士・情報処理能力などの固めのものから、映画・色彩・調理師・保育士・マナー検定・時刻表・博多っ子検定などのご当地モノ検定まで様々です。この先900とかになってくると、また数へのこだわりが出てくるかもしれませんが、今は全くありません。

もし、僕が合コンへ行ったらモテるでしょうね。どんな分野でも話を合わせられますから・・・。冗談ですよ。(笑)

僕は「クイック教育システムズ」という資格取得のサポートをする会社で仕事をしていますが、別に資格取得が好きだったから入社したわけではありません。本当に偶然が作用したというか。もちろん資格取得にとって必要なノウハウは僕自身の中に、ある程度蓄積されているので、それが随所に見え隠れすることはあります。

どうしてこれほど資格試験を受けるのかとお思いかもしれません。僕にとっては「面白いから」これだけです。だから資格や検定を受けているんです。でも一生懸命勉強しているわけではありません。僕は勉強嫌いでしたから、学校の成績はあまりよくなかった。帰国子女なので英検は小学校で2級取れましたけど、英語の通信簿は「3」だし。それなのにどうして資格試験に合格しているかというと、試験の問題集を買ったり、本屋で立ち読みして勉強しているんです。いわゆるテキストはあまり見ません。なにしろ、勉強嫌いですから。本を読む事も嫌いですね。体系付けられた文脈や知識をコツコツと覚えていくのがとてもイヤですし、苦手です。でもテストは好きなんですよ。つまりオリンピックなら金銀銅メダルがあって、4位以下はほとんど評価なしに近いでしょう。でもテスト(検定・資格)は○○点以上が取れれば(○○%以上の点数が取れれば)全員OKなのです。それなら合格率がたとえ10%でも頑張れるでしょう。


僕自身でいえば、合格率は95%以上です。その資格に必要な知識を学ぶというより、過去の問題集を見て出題者の心理を分析したり出題傾向を探ったりするんです。この心理を読むと、出そうな問題が予測できるんですね。ある程度は。これ以外に大事なのは一般教養。これで基本はOKだと思います。立ち読みだけで合格した資格もかなりの数ありますよ。ただし資格や検定の中には実技を伴うものや、学校に通うことが前提条件になっていて物理的に受けられないものもあります。金属加工の実技とか、お医者さんであれば学校を出ないと受験資格がないでしょう。それは難しいです。僕が挑戦するのがペーパー試験のみとか3択、これならまず問題ありません。思い出しましたがクレーン運転の資格(クレーン運転士)はダメでした。僕は高い所が苦手なんですよ。(笑)
あとは中国語もダメだったな。資格試験の1割程度はその検定が第1回だからという理由で受けてます。映画検定や時刻表検定はそうですね。しかし鉄っちゃん(鉄道マニア)は隠れマニアも含めると相当の数ですね、おどろきました。試験会場にあまり女の人はいないけど。

テクニック的な事では、やはり「出題者の心理を読む」事でしょうか。例えば運転免許をイメージしてもらうとわかるかもしれません。道路交通法が知識として必要ではあっても何でもかんでも細かい事を聞かれる訳じゃありません。「フラフラしてもたいしたことがなければ運転してOK」とか、そんなことは一般常識から考えてあり得ないでしょう。問題の性格を読むというか、どれが怪しい・どれが引っ掛けかを読むんです。だから一般教養や一般常識はとても大切なんです。つまりテストというのは知識ももちろん必要なんですが、それよりも適性をテストしているという面が大きいような気がします。資格試験とは適性試験だと思います。

今一つわかりにくいですか?例えば、僕は「運動神経がいい」という説明でどうでしょう。つまり運動神経が良ければ練習しなくてもある程度のレベルは到達できますよね。それが一般教養や法律のベース部分なのです。例えば英検を受ける場合、野球にたとえてみましょう。「英単語を覚えるのは素振り」「問題集を解くのは連携プレーやフリーバッティング練習」「模擬試験を受けるのは練習試合」「本番の試験は実際の公式戦」です。基礎がある人・運動神経がいい人は、それほど練習(素振り)しなくても大丈夫、いきなり試合でも何とかいける。野球部で活躍している奴は超一流ではないにせよバレーやバスケでも結構活躍できちゃうでしょう。あれと同じようなものかな?

旅行業務取扱管理者という資格があります。この資格と宅建(宅地建物取引主任)の資格は業界が違うので全く違うものと思うでしょうが、実は目に見えないものを相手に売るという共通点もあります。まず一般常識や法律の基本ベースがあるとないとでは雲泥の差があります。僕は基本的な一般常識(知識)の範囲が広いので、普通の人が1だとすると、1+1ではなく1+0.2程度の容量を追加すれば様々な分野の資格に対応出来るという事です。社会労務士という普通の人なら1年かかる資格を僕は3日間勉強しただけで合格しました。



別に法律だけでなく、常識とか教養の部分は大切だと思うし、それを結果(資格・形)として残そうという事ですね。だから全く興味がない事は僕も手は出しません。もともと資格数の多さを狙っている訳ではないし、合格した時の達成感とかチャレンジする心、何かをやってみようと思い、それに向けて努力して「合格」という結果を出す、これが楽しいしやりがいがある。僕も一応、教育関連の仕事ですし、自分自身も常にチャレンジする姿勢は生徒に指導するためには必要だと感じています。


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