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九里保彦さん ヨット以外の趣味あれこれ、‘あうん’の予算、これから・・・・ - 趣味遊遊

九里保彦さん(くのり やすひこ)プロフィール
くのりやすひこ昭和16年(1941)横浜市南区生まれ。
住まいは横浜市、横須賀市、と変わり現在は葉山町に在住。
昭和41年老舗書店の有隣堂に入社。店売・外売・企画・宣伝畑を経て、取締役、常務取締役を歴任後、2003年にリタイヤ。
以後は2002年に購入したヨットクルーザーの係留地である西伊豆と自宅の葉山と半々の生活を送る。
ヨットでの航海のほかにウクレレ、水彩スケッチ、トローリング、お魚料理、茶道などで忙しい日々を送る。

(「あうんの日記」)






ヨット以外の趣味あれこれ、「あうん」の予算、これから・・・・

プロフィールにもちょっと書いたけど、僕は好奇心だけは旺盛で
やりたいことが色々あって止め処もない。
といって、手をつけたらいくら時間があっても切りがない。
逆に不消化の部分が増えてしまう。そこで「やりたいものを絞り込んで行こう」という気持ちが出てきたんです。
僕の大体の生活パターンって前にも言ったけど、自宅のある葉山が半分、週末はヨットが置いてある西伊豆町の安良里港が半分、みたいな生活です。ヨットがセカンドハウスだから、でも結局はセカンドハウスの比重が高い。

僕は昔からハワイアン(音楽)が好きなんですよ。下手な横好きというやつ。ウクレレをやっていたんだけど、もうちょっとウクレレの勉強をきちんとやろうと先生についた。かれこれ、7年前くらいからかな?更に高校時代の仲間を中心にハワイアンバンドを組んだ。
隔週の練習で大分腕が上がってきて、こうなると楽しいよね。どこかで発表したくなる。


▲スケッチブック
絵も昔から好きで、クルージング中にスケッチをして淡彩で色づけして楽しんでいる。スケッチブックがたまってくると嬉しくなる。
スケッチに緯度経度が書けるというのが僕のスケッチの特徴かな。

トローリングは実益というか、ヨットの後ろに20~30mの釣り糸を引っ張る。そこに疑似餌をつけておくと時々釣れる。それを船の上でさばいて食う。
釣れるのはサバ・ソーダガツオ・シーラ・・・・自分で食うだけだから1匹釣れればもういいや、てな感じ。出刃包丁や刺身包丁は船に常備している。
今までは魚をさばくのは見よう見まねだったんだけど、採れたての魚を料理するのに見よう見まねでは綺麗じゃないし。
よし!それじゃ魚の料理も少し覚えようかなと思ったら、高校時代の仲間が教室を教えてくれたんだ。
今は月に2回くらい横須賀の料理教室に通ってる。先生は元、魚屋さん。
さばき方とか刺身の盛り合わせとか・・・もう2年くらい経つかな。 ある日のメニューをご紹介しましょう。

①シマイサキとタチウオの刺身
②マサバの南蛮付け
③サンマの天ぷら&衣揚げ
④ダツのすりみ団子の汁


作った料理を皆でわいわいやりながら食べる。自分の作品を食べるのは格別旨いよ。

茶道はね、「戯風(ぎふう)」という会を作ってる。実はこの会は前言った‘あうん’のデザインをしてくれた
林さんが”僕らはあまりにも日本文化に疎い”ということになって、ヨット仲間で作った会なんです。
男ばっかり6人で!これは北鎌倉、円覚寺の「龍隠庵(りゅういんあん)」を借りて月2回練習している。
先日も炉開きがあり、禅の心?を学んできたばかりです。
*炉開き;茶道の冬を迎えるセレモニー。新茶の口を切って使い始める。


▲葉山港
たまに聞かれるのは「奥さんはヨットに乗らないんですか?」という質問。旦那がこれだけ遊びまわっているとね(笑)。彼女はヨットには乗らないんです。‘あうん’の進水の時に乗ったくらいかな?インドアー派。お肌がデリケートで太陽に当たりたくないというのが本音。
まあ、無理に乗らせて喧嘩するのもイヤだし。
でも僕の趣味には「何でもやんなさい、やんなさい」と言ってくれる。
航海に出るときはちょっと心配してくれてるけどね。

‘あうん’の購入金額ですか?う~ん隠してるわけじゃないけど・・・・まあ家が1軒新築できるかな。
退職金を全部つぎ込んで、それでも足りなかったので、なけなしのへそくりを足して・・・・・
女房に相談したら、「人間一度しか生きられないんだから、やりなさいよ!」と言われて、太っ腹な女房に頭が上がらない。

でもこれははっきり言っておきたいけど‘あうん’はこのサイズ(32フィート)のヨットとしては高いんだ、それは
承知で作っている。つまり前にも言いましたが1号艇としてデザイナーに設計してもらう所からスタートしている「カスタムボート」だからなんだ。プロダクションボート(既製品)だったら国産、輸入品と沢山発売されている。
「プロダクション・ボート」だと2~3割は安いし、中古艇なら大きさにもよるけど、何十万円の値段で買うことも可能だよ。それでも高いという人には共同購入という手もある。
初めは免許がなくても僕みたいに誰かの船にクルーとして乗り込んで研究する方法もある。金銭的な余裕もさることながら、
どう乗るか、どんなライフスタイルをとるかだと思う。(ヨットに興味があるなら)先ずは知り合いの人に乗せてもらうところからスタートすると良いと思う。



船を持てば当然、係留費(車でいう駐車場代)、少なくも年1回の船底掃除→塗装などのメンテ費用、も必要です。熱心な人は全部自分でやるし、当然ながら経費を下げられる。僕の場合、メンテ、船上での食料も含めて年間150万円ぐらいで収めるようにしている。何せ年金暮らしなので。経費を下げる工夫も楽しい。燃料の軽油はね、細かい話だけど免税で買ってる。ちょっと面倒だけど、手続きをすると道路使用税分の32円(/リッター)くらいを引いてもらえるからね。
何故、自宅近くの葉山ではなくて西伊豆がホームポートなのか?皆に聞かれる。
実は空きスペースが無いことと、都会は係留費用が高いんだよ。
もちろん大きさにもよるけど、県営の「葉山港」でも100万ぐらいかかるし、私設のマリーナは更に高い。その点、西伊豆は通うのに3~4時間かかるけど、僕の場合30万円足らずで置ける。今は一年中、日曜日だから、時間は余り気にならない。通う道すがらの変化も楽しい。ローカルにはローカルの良さがあり、
僕は安良里に時間をかけて行く価値はあると思っています。


▲航海日誌
沖縄クルーズが終わったばかりだけど、次のステップは何となく考えていて・・・
次のイメージは「島伝いに南太平洋にいけたら」という感じですね。それも決して夢ではない。船は充分耐えられるのが今回の沖縄クルーズで証明されたし、後は
「健康と勇気」。もう少し勉強も必要だけど。(小笠原諸島の)母島に行ったとき、港にいた人から「この後は何処へ行くんですか?」って言われて「これから母港に帰るんです」と言ったら「もったいない」とか言われちゃって・・・・つまり小笠原までが大変でそこからは貿易風の影響でクルーズが俄然楽になっていくんだよね。
僕もそれは分かっていたんだけど、当時は時間がなくて・・・(南太平洋だと)今度は準備に1年くらいは掛かるかもしれないけど・・・2~3年かけて行きたいな。

来年1年間はまた、楽しい夢が見れそう。行ったことがない島に、いつ行ったら良いか?どんなコースが良いのか?どんな装備で?それに言葉も・・・
考えるのが楽しいんです。もちろん少しでも人様にご迷惑をかけないように周到な準備をして必ず行きますよ。
最後に、僕の宝物が1つあった。それはね、この5年間の「航海日誌」。これからもどんどんこの日誌は冊数が増えていくと思う。

僕のヨット「あうん」~ヨットの基礎知識←最初から読む

 
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