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新井武さん 蝶に魅せられて半世紀、今は生態研究 - 趣味遊遊

新井武さん(あらい たけし)プロフィール
昭和20年(1945)、埼玉県熊谷市生まれ。現在は埼玉県深谷市に在住。
熊谷高校卒業後、東北大学工学部(専門は応用物理)を経て三洋電機(株)大阪に就職。主に開発・設計分野を担当する。テレビ事業部、ビデオ事業部、半導体事業などを歴任後、2002年に三洋電機(株)を早期退職。
以後は深谷の実家で花の苗の育成、栗畑の世話などと同時に趣味の蝶の生態研究等の生活を楽しむ。

新しい蝶の仲間たち、経験豊富な2人の師匠

だから本格的に蝶を再開したのは、実は退職してからなのです。会社時代はたまにネットを持って秩父に出かける位でした。
これもあるチャンスというか好機というか・・・・2人の友達が出来ました。
2人は僕と違って途切れることなく昔からずっと続けているので、蝶の(知識の)レベル、経験とも断然上です。
サラリーマンになってからも土日は家にいたことがないっていう位・・・(笑)

(左から)私、小林さん、小池さん
一人目は小林さん。この方は会社の同僚だった人で年は1つ下ですが、きっかけは上司から
「おう、新井君、きみは何か趣味はあるのかね」
「はあ・・今はめったにやりませんが昔は蝶の採集とか」
「何だチョウチョか、それなら小林君っていってすごい奴がいてな・・・」
とかそんなきっかけでしたか。
いまでは師匠といっていいでしょう。もう一人は小池さん。この方は3つ上ですがまあ友達の輪ですね!
この2人は群馬野外生物学会に所属していて、市や町からの調査・研究を委託されています。
今では1人で行く以外は、蝶ではほぼこの3人でつるんでいます。


鳴神山にて
そういう意味では私は師匠に恵まれています。
特に小林さんはあらゆる意味で私よりすごいと認めざるを得ません。
まず
 ①蝶の(出没する)ポイントをよく知っている
 ②昆虫だけでなく植物にも詳しい
 ③自然に関して全体を網羅している

といった感じでしょうか。蝶でいえば成虫だけでなく卵・幼虫等、多彩なフィールドワークの経験が生きているのです。
あそこに行くとこれが生えてるからこれがいる、とかね。わかっちゃうんですね。もう私もこの分野で一挙に視野が開けましたよ。


ハンノキで観察中の小林さん
この2人は市町村から調査などを依頼されたり、「わが町の動植物」とかの冊子の出版にも関わっています。
まあ言ってみれば在野の研究者と言ったところで、データ収集、その他、研究者としては完全に1級だと思います。
だから会社時代からそういうデータ収集・調査などは会社の仕事と両立させて、やっていたという事です。
一緒に行く時は長時間駐車できる場所に集合して、3人が小林さんの4WDに乗って動き回り、途中のコンビニの握り飯などで昼食。
テニスやゴルフ、習い事などに比べると一日中動き回っても、ガソリン代くらいで道具や場所にもそんなに金はかからないし、好きなことをやって・・・そういう意味でも私は恵まれてますね。

この記事が載る7月には3人でまた北海道に1週間程度のツアー中かな?これは調査というより遊びに近い。
オオイチモンジやコヒオドシに会いに・・・フェリーで苫小牧に入って一周かな、体力が・・・


[コヒョウモンモドキ]卵塊
ところで小林師匠の専門は鱗翅類(りんしるい)なので、蝶に限らず「蛾」の調査もやるわけですが、
実は僕は蝶好きのくせに、元来蛾は余り好きでなくて、大体蝶と違って胴体は太いし綺麗じゃないしね。まぁ綺麗なのもいますけど・・
調査に同行するようになって「蛾」の観察のお誘いもありまして。つまり蝶と違って蛾は主に夜行性なので、夜中の灯火調査になる訳です。

毎月一回の新月の時とかの定点観測ツアーとか、最初は少し渋々付き合っていましたが、
その内に慣れて今では昔の背筋がぞっとするような嫌悪感はなくなりましたね。
蝶は季節がありますが蛾は色々な種類がほぼ1年中いますからね。


[ミドリシジミ]
あと小池さんからこの前「新井さん、相当写真溜まったでしょ、本出そうよ」とか言われました。
うーん、どうしましょうか?小林さんと小池さんは植物の本は出しているんです。蝶の本だと売れないらしいですね。
でもインターネットにも一杯ある(蝶の写真)し、本を出しても・・とか思いますが。今後の課題ということで。



続きを読む⇒蝶以外のあれこれ、性格・趣味

 
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